陶淵明伝

內容介紹官界をきらい、野にあって酒を愛し、自由を謳った陶淵明。 1923年京都帝大文學科に入學、支那文學を専攻。 ’28年中國に留學、’31年帰國。

內容介紹

官界をきらい、野にあって酒を愛し、自由を謳った陶淵明。伝説に彩られ、日本でもファンの多い大詩人だが、著者は「淵明のこころのゆたかさが、かえってにが手」と語り、また「矛盾を矛盾のままに表白しているのが、淵明の文學」と書く。野心に満ちた亂世、意に染まぬ仕官、挫折、帰郷。平坦ではない人生において、淵明は何を表現したのか。本書はこの稀代の詩人と正対し、主要作品の味読を通して、平靜な言葉の裏にひしめきかげろう複雑で濃厚なものに眼を凝らし、その文學世界と生涯に迫る。「閑情の賦」「陶淵明詩の訓話」「燃焼と持続」の関連論考3篇を併録。

作者介紹

吉川 幸次郎、1904年、神戸市に生まれ、1980年、沒。1923年京都帝大文學科に入學、支那文學を専攻。’28年中國に留學、’31年帰國。同年、東方文化學院(京都大學人文科學研究所東方學研究部)の研究員となり16年間をすごす。’47年京都大學教授。この間、數々の著書を発表、日本の中國文學の普及に大きく貢獻、芸術院會員、文化功労者となる(本データはこの書籍が刊行された當時に掲載されていたものです)。

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