宮崎市定全集 2

作品目錄

目次
凡例
Ⅰ東洋における素樸主義の民族と文明主義の社會
目次
緒言
一 古代における文明主義社會の成立
一 中國文明社會の源流
塩と文明 三代伝説に含まれたる真実性 城郭都市生活
二 五覇は皆夷狄なるの考
周の社會とその文明 斉の桓公の霸業 晉楚の爭覇 呉越海岸民族 夷狄の文明化
三 領土國家群対立の戦國時代
南北の爭いより東西の爭いへ 戦國時代の特色 文明先進國としての魏 素樸民族としての秦 西方文明の影響
四 秦帝國と楚覇王
東洋史上最初の大帝國 秦滅亡の原因 楚國の再建 漢楚の爭いは秦楚爭覇の延長
五 漢帝國の社會と匈奴民族
似而非封建制度 長城北方における新民族の躍動 文明社會の悩み
六 後漢の中興と豪族群の進出
豪族統制に失敗せる王莽 豪族群利用に成功せる後漢 名節の士とは何ぞや 濁流滔々たる後漢朝廷
二 中世における素樸民族の活動
一 魏晉社會內に雌伏せる素樸民族
古代鄉制破壊の一斷面 群雄割拠の新局面 素樸民族の雌伏 土地國有制濫觴 三國興亡略史
二 五胡素樸民族爭覇の戦
魏晉文明社會の弱點 晉室自滅の第一階程 素樸民族の雄飛 素樸民族間の武士道 拓跋部の氏族國家
三 北魏拓跋部族文明化の意義
北中國における田土問題 氏族國家の改編 南中國における豪族と軍閥
四 素樸民族基調の唐帝國
北魏の華化政策と王室の孤立 六鎮叛亂より魏の分裂へ 北斉、北周及び南朝 短命なりし隋王朝 唐帝國成立の意義
五 新たなる民族移動と唐帝國の分裂
軍閥の叛亂 移住民の暴動 軍閥國家の離合
三 近世における素樸主義社會の理想
一 いよいよ文明化せる近世社會
近世社會の兵農分離現象 近世的士大夫階級の成立 生活程度の向上
二 素樸民族の民族的自覚
素樸民族の生活と中國文明との交渉 近世素樸民族間の國粋主義 契丹民族の興亡 契丹の後継者女真
三 宋代における素樸主義教育論
素樸民族が文明社會に與えたる影響 朱子の教育論 宋人の見たる日本
四 満洲民族か蒙古民族か
素樸民族間の覇権爭奪戦 成吉思汗出現の意義 蒙古民族の文明に対する態度 明朝と蒙古民族との政治経済関係 夜郎自大の文明國 素樸主義をもって建てる満洲帝國
五 東洋史上の新局面
素樸主義と科學精神 西力東漸を何と見る 日本に保存される素樸主義
結語
Ⅱ東洋的近世
はしがき
緒論 東洋近世史の意義
一 世界と東洋との交通の概観
二 中國近世の社會経済
三 中國近世の政治
四 東洋近世の國民主義
五 近世の文化
結語 東洋の近世と西洋の近世
Ⅲ中國史學入門総論
世界史序說
アジア史とは何か
『アジア歴史研究入門』序
素樸主義と文明主義再論
自跋
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