殺してしまえば判らない

內容介紹

首藤彪三十四歳、現在無職。妻の彩理は、東伊豆の自宅の書斎出入口で血まみれとなって死んでいた。確たる物証もないまま、妻は自殺として処理される。彪は失意のあまり東伊豆を離れるが、彩理の死の真相を究明するために再びそこで暮らす決意をする。だが、引っ越してきた直後、周囲で発生する陰慘な事件やトラブルに巻き込まれてしまう。その渦中で知り合いとなってしまった奇妙な女裝マニアの中年男?狐久保朝志。外見に似合わず頭脳明晰、観察力抜群な彼の活躍で、彪の周囲で起こる事件は次々と解決していき、さらには妻の死の真相まで知ることとなるのだが…。予測不能な展開と軽妙な文體、そしてアクの強い探偵の鮮やかすぎる推理で、読者を超絶&挑発の迷宮へと誘う本格ミステリ。斯界を震撼させる女裝探偵?狐久保朝志初登場。橫溝正史ミステリ大賞作家が放つ超絶&挑発しまくりの本格迷宮推理。

作者介紹

射逆裕二(イサカユウジ)
1965年東京都生まれ。『みんな誰かを殺したい』で第24回橫溝正史ミステリ大賞優秀賞?テレビ東京賞をW受賞。『殺してしまえば判らない』が受賞第1作となる(本データはこの書籍が刊行された當時に掲載されていたものです)

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