中世炎上

內容介紹

室町時代、後深草院二條という女房によって書かれた「とはずがたり」。この手記は昭和十五年になってようやく時代の光を浴びました。この「とはずがたり」に腳色を加えたのが瀬戸內晴美の「中世炎上」です。
物語は、原作には詳しく描かれていない、後深草天皇と二條の母「すけだい」の戀から始まります。まるで源氏物語の若紫のように、後深草院の愛人となった二條。院の寵愛を受けた彼女には、人に語ることの出來ない隠された戀がありました。それも、ひとつやふたつではなく

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